料理が好きで、土曜日、日曜日のご飯は自分が作ります。
会社での昼食は、お弁当ですが、これも早起きして自分で作っています。
ほとんど、前日夕食の残り物ですが、たいていそれだけでは足りないので、1品か2品、早起きして作っています。
土曜日はパンを焼く日と決めています。
と言う、料理好きな自分のことを聞いた方が、味噌を作ってみてはどうかと、手作り味噌キットなるものを送ってくれました。
キットと言っても、大豆と塩が混ざった麹(こうじ)、これを塩切り麹と言うらしいです、の2つだけですが、頂きました。
入れ物が無かったのですが、ものすごくタイミング良く、漬け物用の容器をもらったばかりでした。
広島の知り合いで、味噌を作っておられる方がいます。
以前はそれを商売とされていたのですが、高齢になり、仕事としての味噌作りは、できないと言うことで、味噌作りはやめられたのですが、ご近所の方、親戚、友人にどうしてもお母さんが作った味噌が良い、と言う要望があり、少量ですが毎年味噌を仕込まれています。
少量と言っても、150kg近く作ります。
うちは自分と妹のところで、約15kgも頂きます。
妹が頂いた15kgの味噌のうち、5kgをつい最近送ってもらいました、その容器です。
毎年、11月の中旬に頂くのですが、手前味噌という言葉があるように、ほんっとおいしいのです。
我々はその方を「味噌のお母さん」と呼んでいるのですが、趣味の範囲ではありません、プロの職人さんです。
さて、味噌作りですが、作るからには、失敗は許されません。
事前にネットで徹底的に調べました。
一度だけ作るところ見せて頂きましたが、味噌のお母さんは麹から作ってました。
凝った作り方は今後として、今回はとにかく失敗しないことです。
初めて知った、漬け物用ビニール袋を購入しました、こんなのがあるのですね。
前日の夜(金曜日)、大豆を水につけます、約3倍の水の量、良い大豆です、ひとつも浮いて来ません。
土曜日の午後、作業開始です。
圧力鍋で大豆を煮ます、フタをする前に灰汁(あく)を取ります。
で、圧力をかけて20分、圧が下がったら、鍋から取り出します。
煮汁はこねるときの混ぜるように取っておきます。
さて、大豆をつぶすのですが、味噌のお母さんがやってたように、ミキサーにかけることにしました。
が、です、うちのミキサーは安物なのか、うまく攪拌できず、かなり柔らかくしないとうまくいかない、なので、煮汁をかなり入れてしまいました。
結局、塩切り麹を混ぜても、かなりゆるい状態です。
とにかく、漬け物樽(小)につめ込み、カビが怖いので、表面は塩でコーティングして、空気に触れないようにラップして、ビニール袋の口を閉じました。
ビニール袋は二重にしていますので、1枚目の袋をとじた上にふたを載せ、軽めの重しを載せ、2枚目の袋の口を閉じました。
これで、約1年発酵させます、うまくいきますように。
上に塩しているのは、虫除けです、味噌のお母さんに教えて頂きました。
半年後にもうひと樽、仕込んでみようかと思っています。
それにしても、手前味噌になれば良いのですが・・・・