カープのこと7

自称、生まれたときからカープファンの自分でしたが、申し訳ありません、このエピソードは知りませんでした。

カープファンとしては、知らないことは無いはずのエピソードでした、自称でした、公称ではありませんでした。

カープファンとして、知らないと恥ずかしい、と言うエピソードはこれです。

 

2007年、新井さんはFA宣言され、タイガースに行かれます。

人的補償で、赤松選手が来られました。

今でこそ、カープの赤松選手ですが、当時カープファンにとっては、大変失礼ですが、あまりなじみのない選手でした。

けど、赤松選手は、自分に与えられたチャンスと思い、不安半分、期待半分、と言う気持ちだったそうです。

そして、明けて2008年、レギュラーシーズン中のカープ対タイガースの試合が、甲子園で行われたときのことです。

試合前の各チームの練習の合間のこと、移籍後、初めて赤松選手と新井さんが、会話を交わす場面があったそうです。

そのときの会話です。

新井さん

「赤松、悪いな、本当になんて言ったら良いかわかんない、ほんと、申し訳ない。

おまえの、野球人生を変えてしまった。」

と、あやまられたそうです。

で、赤松選手

「そんなこと、思ってないですよ、ほんと、やめてくださいよ」

と笑顔でかえされたそうです。

その後、赤松選手は、カープの外野のレギュラーとして活躍されました、旧広島市民球場で、ホームラン性のボールを、フェンスに駆け上がって捕球したシーンは、銅板プレートになり、今でもズムスタに展示してあるはずです。

移籍当時の結婚されたばかりの、赤松選手の奥様も、大阪から広島に来られ、知らない土地だし、友達もいないしで寂しい思いをされてたそうですが、ご主人の赤松選手から、新井さんとのこの会話をお聞きになり、すごく楽になったそうです。

新井さんらしいエピソードじゃないですか、もう、涙腺やばいです。

 

そうですよね、FAはご本人のみでなく、ファンの方、まわりの方、チームメイトや、そして特に、人的補償とされた方に大なり小なり、いろいろな影響を及ぼすのですね。

新井さんが、赤松さんにお詫びをする、こういう所が、日本のプロ野球選手の良いところ、日本人のいいところだと思います。

よく、海外ではこうだから、とか、アメリカではこうしてるとか言う方いらっしゃいますよね。

特に野球では、MLBではこうだから、こうしてるとか、これは普通に行われてるとか言われますよね。

自分、それ、申し訳ありませんが、嫌いです、大と超をつけて。

良いところは、取り入れれば良いし、参考にすればいいと思いますが、無理にまねしたり、比較批判することはないと思います。

日本のプロ野球は、日本のプロ野球ですから。

私事ですが、パスポートがハンコでいっぱいになるくらい、海外に行っていますが、それでよけいにかもしれませんが、日本大好きです、名乗るとき、氏名です、名氏ではありません。

話、それましたが、カープファンで良かったです(自称ですが)、新井さんにしても、黒田さんにしても、野球選手以前に、人間としてすばらしいです、尊敬します。

赤松選手、自分全力で応援します、ユニフォーム買います;、がんばってください。

さあ、来年も応援しますよ、がんばれ、カープ!!

 

広島、実家の畑で採れたミカンです。

今年は、5月にミカンの木の剪定をしっかりやったのと、肥料をしっかり施したので、良いできだと思います。

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