細かすぎて伝わらない、電車でのこと17

勝田台の駅のことです。

京成線と東葉高速鉄道の2つ路線の駅となります。

3、40年前、駅の回りは、畑と田んぼ、駅舎は木造だったと、きいたことがあります。

今は通路は地下、東葉高速鉄道は地下2階になります。

地上に出るエスカレーターがあるのですが、そこに監視カメラがあります。

今は、どこの駅でも、複数台の監視カメラが設置されていますが、勝田台駅の監視カメラの一つに、ツバメの巣があります。

同じ監視カメラの上に、毎年、巣を作ります。

ほんとに毎年、必ずそこに巣を作ります。

駅員さんも、毎年のことなので、事前に下にフンなどが落ちないように、ひさしを付けられます。

たぶん、京成線の職員の方だと思いますが、脚立を用意され、お二方でひさしを付けられているのを何度かお見受けしました。

巣を作らせないようにすることもなく、毎年、この作業をされています。

やさしいです、ほんとにやさしいです、なんか、毎年、これを見ると、

「ああ、今年も夏がやってくる」

と、自分にとっては、恒例行事みたいな、ほっこりです。

たぶん段ボールのようなもので作られた、簡単なものですが、取り付ける作業は結構大変だと思います。

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巣立たれた後は、ひさしを取り外し、監視カメラの清掃をされるのでしょう。

取り付けも、片付けも、手伝いたいのですが、間違いなく、丁重にお断りされるでしょうね、けど、手伝いたい。

この場所は、通路の真上になるので、このひさしは必須です。

それにしても、ツバメさんからすると、巣の設営にはもってこいの場所ですね。