さて、広島・呉より東京に帰ります。
2018年8月18日です、この時点では呉線はまだ不通の状態ですが、広島-坂は開通していました。
呉線をご存じない方は、何のことやら、さっぱりだと思いますので、簡単に説明します。
広島県呉市に行こうとしますと、方法はいろいろあるのですが、新幹線を利用される方のほとんどは、呉線を利用されます。
呉線は広島から海岸沿いを走り、尾道の近く、三原まで通っています。
広島も三原も山陽本線、新幹線の駅があります、呉は呉線の中間に位置します。
広島からも、三原からも呉には行けますが、圧倒的に広島からの方が近いです。
呉線は、単線です、東京の方の感覚では、たぶんとてもゆったりと走る電車、と思われることでしょう。
広島-呉は約45分くらいかかります、最近は安芸路ライナーという、快速が導入されて、それだと30分くらいでしょうか、いずれにしても時間がかかります。
呉にお住まいの方は、広島への通勤・通学にはこの呉線を利用しますので、いかに単線とは言え呉市民にとっては、とても重要な電車です。
それが、7月の豪雨で不通になったのですから、呉市民のみなさんは、とてつもなく不便な思いを余儀なくされたことと思います。
さて、8月18日、この呉線が、広島から坂という駅まで開通となっています。
坂(さか)は呉と広島の中間、どちらかというと、広島に近いかと。
呉から広島までたどり着かなきゃなりません、JRさんが、呉から坂までバスを代行運行してくれてます、それを利用します。
バスで1時間はかからなかったと思います、坂駅に到着し、呉線の電車で広島まで、広島から新幹線で無事東京に帰ることができました。
もう、みんな困ってるんだから、呉線、速攻で直して頂きたい、と思っていました。
とんでもない勘違いです、坂までのバスは海岸沿い、呉線とほぼ並行して走りますが、もう想像を遙かに超えた、土砂災害です、巨大な熊手でひっかいたような場所が、いたる所に・・・・
ほんとに、被害に遭われた方、お見舞い申し上げます、微力ですが少しでも自分にできることをしたいと思います。
そして、呉線や道路の復旧に頑張っておられる、たくさんの方たちに感謝と敬意を表します、ありがとうございます、暑い中ご苦労様です。
バスからの撮影なので、見づらいと思いますが、復旧の現場です。
土曜日です、これ見たら、頭下がりました、ありがたくて、涙出そうでした。