橋11:萬年橋

今回の橋は、萬年橋です。

隅田川からの支川、小名木川(おなぎがわ)にかかる橋です。

隅田川から入ってすぐの所に、かかっています。

「まんねんばし」と命名された橋は、意外と多く、国内にたくさんあります。

かつては、木造だったため、長い年月持ちこたえるように、使えるように、と名付けられたのでしょう。

この萬年橋の、「まん」は「万」ではなく「萬」です。

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最初の架橋は延宝8年(1680年)らしいです、古いです。

場所は江東区になりますが、深川です、深川と言えば、松尾芭蕉さん、橋のたもとにこれがあります。

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えっ、じゃあ、かわず(カエル)が飛び込んだのは、小名木川なの、と、思ったのですが、最初に「古池」ってあるじゃん、ということで、川ではなく、池でした。

平岩弓枝さんの「御宿かわせみシリーズ」という物語があるのですが、隅田川沿いの、「かわせみ」というお宿を舞台に、江戸時代の様々な事件、出来事が書かれた本ですが、なんと、全38巻、そんなにたくさんのネタがあるのかと思うのですが、あるのですねえ、これが。

自分は、まだ10巻くらいまでしか読んでいないのですが、この、小名木川、という川が結構な回数で登場します。

確かに、小名木川は江戸の方たちにとっては、重要な運河で、行徳方面からの塩の運搬、そして、千葉方面からの農産物、海産物の搬入の重要な経路として使われていたようです。

そのため、当時は、萬年橋のたもとに、「川番所」があったそうです、積み荷の検査を行う部署ですね。

現在の橋は、1930年(昭和5年)に架橋されました、これまた古いです。

橋からすぐの所に、大きな水門があります、おそらく隅田川の水位が異常に高くなったときに、水門を閉め、河川水の流入を防ぎ、水害を押さえるためと思われます。

こういった、水門は隅田川沿いにたくさん見られます。

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ご存じない方多いと思いますが、この萬年橋、夜はライトアップされます、きれいですよ、ぜひ、実物を見て頂きたいです。

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タブレットはipad mini2を使っています、が、容量が16Gしかないため、もう、パンパン。

どうにもならなくなって、悩んだ末、買いました、ipad 6、128G。

proもあるのはわかっていたのですが、高くて手が出ない、ipad 6も結構しました、いわゆる、清水舞台からダイブ、的な・・・

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