今回も清洲橋です。
構造は吊り橋です。
橋の種類は、種々ありますが、我々がよく目にしますのは、アーチ橋、吊り橋、斜張橋です。
隅田川の橋で言いますと、永代橋がアーチ橋、中央大橋が斜張橋、そして、清洲橋が吊り橋です。
斜張橋と吊り橋って、同じもんじゃないのでしょうか、と思っていたのですが、専門家の方に言わせると、まったく別物だそうです。
さて、吊り橋構造の清洲橋ですが、釣るためのワイヤーが一切使われていません。
遠目に見ると、吊り橋そのものですが、ワイヤーの代わりに、鋼板が使われています。
これです、鋼板を何枚も重ねて、ワイヤーの代用品としています。
橋を吊るための、ワイヤーをメインケーブルと呼びますが、鋼板製のメインケーブルと言うことになります。
メインケーブルと橋をつなぐケーブルを、ハンガーロープと呼びます。
清洲橋では、このハンガーロープもワイヤーではなく、鋼鉄製です。
おそらく、鍛造製の鋼鉄だと思います、中央の円筒状のものを回転させると、円筒の内側がねじになっており、締まる、緩むで、ハンガーロープの長さを調整できる構造となっています。
さて、このハンガーロープですが、どうやって長さを決めるのでしょう。
自分は理系なのですが、橋梁関係は縁が無く、ずっと疑問に思っていました、で、調べてみました。
答えは、メインケーブルの形です。
長くなるので、次回です。
清洲橋って、本当に美しいです。