橋が好きです、眺めるのも好きですが、その橋の歴史をひもとき、その上で眺めると、また一段と感慨深いものがあります。
見て頂きたい、知って頂きたい橋はたくさんありますが、最初に紹介させて頂くのは、「豊海橋(とよみばし)」です。
なぜこの橋かと言いますと、改修しているからです。
橋の改修に出くわすのは、そんなに珍しい事ではありませんが、改修の方法がちょっと変わっていますので(ちょっとですが・・・)
豊海橋は、隅田川の支流、日本橋川の最初の橋です、こんな順番です。
豊海橋、湊橋、茅場橋と続きます、隅田川からの最初の橋です。
歴史は古いです、江戸時代、1698年に架橋されたらしいです。
永代橋は現在、豊海橋の南側に位置しますが、江戸時代は北側に架かっていました。
赤穂討ち入り後、本所の吉良邸を出て、永代橋、豊海橋を渡り、その先の霊岸橋を渡り、泉岳寺方面に行進したと言われています、それくらい古い橋です。
今の橋は、竣工1927年(昭和2年)と言いますから、古いことは古い、改修が必要ですよね。
豊海橋は、フィーレンディール橋と言う、はしごを横にしたような構造で、比較的珍しい形だそうです。
形と色合いがすばらしいと思います、江東区側より撮影したものです。
美しい・・・・
さすがに古くなったので、全面通行止めにして、改修工事をしています。
ただ、人は通れるように、仮人道橋が架かっています、改修後は撤去されるのでしょうか。
豊海橋もですが、永代橋、清洲橋も似たような時期の竣工ですよ、すごくないですか。
90年以上も前に作られた橋が、バリバリの現役ですよ、永代橋は5車線で、永代橋通りの名前の由来ですよ、何度も改修工事をしたとはいえ、すごいです。
豊海橋の改修工事は、2019年5月終了の予定だそうです、中央区のHPに記載がありました。