細かすぎて伝わらない、電車でのこと 7

出勤時、降車駅は京成船橋と、東西線茅場町です。

どちらも、大勢の方が降車されます。

いつだったか、京成線の出勤時の車内でのこと。

自分はつり革につかまる位置にいたのですが、前に中学生1年か、2年か、の男の子が3人座っています。

津田沼あたりから、猛烈に混んできます、お三方、混んだ電車に、慣れていないのでしょう、すっごい不安な様子。

「次、船橋だよね」「降りれる?」「だいじょうぶ?」

などと、会話しています、まあ、慣れてなければ、そうなります。

船橋で、大半の方が降車されるので、心配することはないのですが、自分の前の男の子が、意を決して、自分に問いかけられました。

「次、降りるので、そこ、どいてもらえます」

おしいなあ、勇気出しての発言だろうけど、ちょっと、言い方が違うなあ。

「どいてもらえます」でなくて「よけてもらえます」の方が、やさしいよねえ。

ま、必死だったんでしょう、自分寛大なんで、許します、で、言いました。

「みんな、降りるから、大丈夫だよ」

したら、ほっとした表情で、聞こえてるだろうに、となりの子に、

「みんな、降りるんだって」と、

この後、船橋に着き、なんの問題もなく、男の子たちも、自分も降車しました。

 

言ってる内容は同じなのに、言い方によって、印象がずいぶん違う事ってありますよね。

社内に日比谷線で、通勤しておられる方がいます、その方が、よく出くわす、おばさんがいて、この方、障害者手帳を持っておられます。

なぜ、持ってることがわかるかと言いますと、この印籠が目に入らぬか、みたいなアピールで優先席に座るそうです。

言い方ですよね、アピールもいいけど、やりかたですよねえ。

最近見ないそうです、この方。

 

これは、あかんでしょう、混んでるのに。

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