どちらも、大勢の方が降車されます。
いつだったか、京成線の出勤時の車内でのこと。
自分はつり革につかまる位置にいたのですが、前に中学生1年か、2年か、の男の子が3人座っています。
津田沼あたりから、猛烈に混んできます、お三方、混んだ電車に、慣れていないのでしょう、すっごい不安な様子。
「次、船橋だよね」「降りれる?」「だいじょうぶ?」
などと、会話しています、まあ、慣れてなければ、そうなります。
船橋で、大半の方が降車されるので、心配することはないのですが、自分の前の男の子が、意を決して、自分に問いかけられました。
「次、降りるので、そこ、どいてもらえます」
おしいなあ、勇気出しての発言だろうけど、ちょっと、言い方が違うなあ。
「どいてもらえます」でなくて「よけてもらえます」の方が、やさしいよねえ。
ま、必死だったんでしょう、自分寛大なんで、許します、で、言いました。
「みんな、降りるから、大丈夫だよ」
したら、ほっとした表情で、聞こえてるだろうに、となりの子に、
「みんな、降りるんだって」と、
この後、船橋に着き、なんの問題もなく、男の子たちも、自分も降車しました。
言ってる内容は同じなのに、言い方によって、印象がずいぶん違う事ってありますよね。
社内に日比谷線で、通勤しておられる方がいます、その方が、よく出くわす、おばさんがいて、この方、障害者手帳を持っておられます。
なぜ、持ってることがわかるかと言いますと、この印籠が目に入らぬか、みたいなアピールで優先席に座るそうです。
言い方ですよね、アピールもいいけど、やりかたですよねえ。
最近見ないそうです、この方。
これは、あかんでしょう、混んでるのに。